みゃりねの心の中

みゃりねがおもったことをかきます

いい小説の書き方を考える間に、小説を書け。


この間、友人と会って話をしていたら、こんなことを言われました。


――最近、小説の投稿サイトで作品を読んでいるけど、どれも似たような内容ばかりだよね?

 

私もそう思うし、他の人も同じように思っていると思います。
でもね……うん

今や誰でも簡単にネット上に作品を公開できるようになりましたから、どんなものであれ自分の書いたものを多くの人に読んでもらいたいと思う人はたくさんいます。だから、同じような内容の作品が出てきてしまうことは仕方がないことなのです。


ただ、その人の言い分はこうです。


――みんな似たり寄ったりの作品ばかりでつまらない! 


まあ、確かにそういう意見もあるでしょうね。
実際問題として、文章を書くことが苦手な人というのは一定数存在します。また、書いてみたいと思っていても実際に行動に移すことができないという人もいることでしょう。そんな人たちにとって、誰かが書いた作品の感想欄を見れば自分と同じ考えを持った人が大勢いることに気付くはずです。そして自分も書きたいという気持ちになり、やがて執筆を開始することになるかもしれません。
しかし、ここで注意しなければならないことがあります。それは"同じ趣味を持つ仲間を見つけたい"という思いだけで小説を書き始めてしまうということです。その結果、自分が思い描いていたものとは全く違うものが出来上がってしまいます。
ではどうすれば良いのか? 答えはとても簡単です。まずは自分の好きなジャンルの作品を沢山読むことから始まります。そしてその中で気に入った作品には必ずコメントを残すようにしてください。たとえ返信がなかったとしても気にする必要はありません。なぜならあなたと同じようにたくさんの作品に目を通している方がいるかもしれないからです。もしそういった方があなたの作品に目を留めてくれれば、そこから交流が始まることもありえます。


どうすればいい小説が書けるのかなんて誰にも分かりません。ただ言えることがあるとすれば、

 

とにかく書く

 

しかないということだけではないでしょうか?少なくとも私はそう思っています。

 


それでは皆様のご多幸をお祈り申し上げつつこの辺にて失礼します。